添乗員・現地ガイド総勢30人以上の声で作りました! クラブツーリズム、JTB、HIS、阪急のツアーを添乗している添乗員と現地ガイドの仲間で作っています。 ガイドブックには載っていないリアルな声を載せています。

メープルタフィーの作り方

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【メープルタフィーの作り方♪】

 

・きれいな雪をバケツなどに入れ圧縮して、雪の固い土台を作る

 

メープルシロップを大きめの鍋に入れて、中温でシロップの温度が111度~117度くらいに上昇するまで、かき混ぜないで煮詰める。(泡が沢山出る)

 

・鍋を火から外し、ブクブク出ていたメープルシロップの泡がおさまれば準備OK

 

・雪の土台にくぼみをつくって、上から温かいメープルシロップを流し入れる。

 

・固まるまで少し待ち、端から棒でぐるぐるっと巻き上げて出来上がり!

 

 

メープルシロップとは?

・カナダには約1億本の楓の木がある

・その種類も約150以上あるが、メープルシロップになる樹液を出す楓は、シュガーメープル・ブラックメープル・レッドメープル・シルバーメープルの4種類しかない。

ケベックでは、そのうちのシュガーメープル(さとうかえで)を主に栽培している。

なぜならそれは他の三種類に比べて、約3倍もの樹液を生産するからである。

 

・高品質のメープルシロップを収穫するためには、天候が最も重要

・昼間がポカポカ陽気(5~6℃)で、夜間ぐっと冷え込む(-5~6℃)、この温度差で良質の樹液が出てくる。

・この気候に恵まれているのがオンタリオ州北部、ケベック州ニューブランズウィック州の一部

 

  • 採集時期と方法

・採取時期は限定されており、毎月3月中旬から4月中旬

・楓の木というのは一般的に成長が遅く、シュガーメイプルの木も成木になるまで約40年という長い年月を要し、直径が30㎝くらいになる。

・そのくらいになると直径2センチくらいの穴をあけ、そこに鉄の管を刺し、それにバケツを吊り下げておく。そして、その鉄の管を伝って樹液が出てくる。

・最盛期には4リットル入りのバケツが約6時間でいっぱいになる。

 

・昔ながらの採取風景は、それらバケツに溜まった樹液は、樽をのせた馬ぞりで木々の間を縫って回り、1個1個その樹液を樽の中に入れていくものであった。

・近年はそのような膨大な手間を省くために木に差した管にビニールパイプをつけ、それらを縦横に張り巡らせて直接樹液をタンクまで引き込むという方法をとっている。

 

  • 生産量は?

・木は40年物で毎日平均約5リットル、

75年もので10リットルから15リットル、

150年もので約30リットルから35リットルの樹液を毎日生産する。

約400年まで出し続けると言われているが、多くは150年ほどで切り倒してしまう。

 

ケベックからさほど離れていないところに、ショーウィニガンという町があるが、そこには樹齢400年というサトウカエデの木があり、なんと現在でも毎日60リットルの樹液を出し続けている。

 

  • 樹液を集めたあとは、シロップの生産過程である

・しかし、方法はいたってシンプルで、樹液を沸騰させていくだけ。

・樹液の97%は水分で、砂糖分はわずか3%しかない

・だから1リットルのシロップをとるのに、約40リットルの樹液が必要となる。

・約8時間かけてにつめていくが、この時沸騰温度を104度に設定したものがメープルシロップ、114度がメープルタフィー、118度がメープルバター、120度がメープルキャンディーとなる。

・すべて添加物一切ない自然食品であり、カルシウムは通常砂糖の75倍も含まれている。

 

  • 収穫時期において製品に違いがある

・樹液の採取の早い時期のものはまだ色がほとんどついていなく、この時期のメープルシロップも半透明状であり、これをライトと呼んでいる。

・それからだんだん樹液に色がついてくるようになり、シロップもミディアム、ダークと呼称が変わってくる。

味に違いがあるが、品質・成分に変わりはない。

 

・個の樹液は先住民族の人々が発見したものであり、彼らは最初これらの樹液を薬用として使用していた。

・現在ケベック州には約1万軒の生産業者があり、大きな産業に発展した。

・2000年には約3千万キログラムのシロップを生産し、世界の生産量の約70%強となる。

・そしてそのシロップを世界32か国に輸出しており、その主な国はアメリカ、フランス、日本などである。

 

カプリ島⑥ モンテソラーロの丘と、トラガラの展望台

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⑥モンテソラーロの丘と、トラガラの展望台

カプリ島西のアナカプリエリアにある。

カプリ島で1番高い山、標高約589m。

・山頂からはカプリ島の街と海を一望することができる。

足元のファラリオーニ岩島群や周囲を取り巻く地中海はもちろんのこと、浮かぶ島の眺めはプロチーダ島やイスキア島。海を隔てたソレント半島や、右に続くアマルフィ海岸方面も見られる。

・晴れた日は最高。

・雨の日、霧の日はおすすめできない。

・リフトに乗る場合は、サン・ミケーレ教会の近くのリフト乗り場へ

・もちろん徒歩でもいけるが、約1時間半ほど(片道)

・トラガラの展望台への行き方は、リフト代往復12ユーロ(2019/08)

・一人乗りのリフトに乗る。片道15分くらい。スキーのリフトみたいなもの。順次来るので、そんなに待つことがない。

・リフトからの眺めもとても美しい。

 

トラガラの展望台

 

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・頂上にいくと、夏場はBarがオープンし、お酒と食事を楽しむことができる。

・1時間の自由時間があれば、行ける場所。リフト15分+展望台20+リフト15分の計算

 

カプリ島⑥ カプリ島のおみやげ

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1 カルトゥージア

  

カプリ島の植物や天然の原料を使って作られたフレグランスのこと。

このフレグランスは生産量が少ないため「幻のフレグランス」と言われ、カプリ島以外ではなかなか手に入りません。

ハーブや柑橘類を使ったフレグランスなので、とても爽やかな香りです。

 

2 レモンチェッロ・デ・カプリ

 

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・レモンのお酒

・イタリア南部ではとてもポピュラーなお酒

・中でも最高級のレモンチェッロを生産しているのが、レモンの栽培が盛んなカプリ島

カプリ島の新鮮なレモンで作られたレモンチェッロは、まさにここでしか買えないお土産

お酒のラベルに「di capri」(カプリの)という言葉が入っているか確認して買いましょう。

・レモンチェッロはキンキンに冷やして飲むのがおすすめ

 

3 カプリウォッチ

 

カプリ島で生まれた腕時計ブランド

・特徴はデザインの斬新さとカラフルな色使い

・この腕時計には「幸せになれる」というジンクスがあり、セレブも愛用しているそう

カプリ島にあるカプリウォッチのお店には日本に入ってこないデザインもあり、さらには日本で買うより安く買うことができる

・男性用もある

 

4 レモングッズ

・街のいたるところにあるおみやげ屋さん。

・かわいい石鹸や陶器を見つけることができる。

 

カプリ島④おすすめ食事

 

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④おすすめ食事

 

 

1.カプレーゼ

 

スライスしたトマトとモッツァレラチーズで作る前菜

カプリ島風の」という意味

 

2.レモンアイススムージー

 

主に、露店やBarにおいてある、しぼりたてのレモンと氷を混ぜたアイススムージ―!

お手軽に飲むことができる。大きさも大・普通・小を選ぶことができる店が多い。

カプリ島③ 青の洞窟

 

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 ③青の洞窟

 

・必ず入れるわけではない。特に冬場はかなり難しい。

・冬はほぼ無理だとわかっているため、小船の船頭がそもそも出勤していないこともある。

・天気が良くても、すべては波の状態で決まる。

・入り口がとても小さいので、波の影響をうけやすい。

・青の洞窟に入れる確率がもっとも高いのは5月〜9月

 

 

青の洞窟への行き方

1.マリーナグランデから行く方法 ボート→小船のりかえ

2.カプリ地区からバスで(20分くらい) 青の洞窟の真上でバスを降り、階段で下ったら、すぐ青の洞窟→小船へのりかえ 順番待ちが少なく、すぐ入れるというメリット

1の方法だとボートの上で100人待ちなんてこともあるけど、2の場合は比較的すんなり入れる。

・洞窟内1周した場合、船頭さんにチップ1€。2周した場合は2ユーロ。

しかし、ずうずうしい船頭が増えていて、ガイドや添乗員がいないと、「少ない」と文句を言ってくるが無視。

言うのはタダだから、しつこく言ってくる。

また、洞窟内の暗闇のときに、船頭がお客のバッグをあさってくるときもある。

自分の船頭が、別の船の客のカバンをゆっくり開けようとしていたのを目撃し、口論。貴重品は、カバンではなく、お腹にまくなどする必要がある。(船頭に見えないところ)

・洞窟の入り口の高さは1m

 

 

カプリ島② カプリ島への入り方

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1.ローマから

・ローマ・テルミニ駅から、ナポリ・チェントラーレ駅へ。

ナポリへはFrecciarossa(フレッチャロッサ)という特急電車を利用Frecciarossa利用(Standardクラス、Base料金の場合) 所要時間:約1時間10分、料金43ユーロ(よく変更になるので要確認)

 

2.ナポリから

ナポリ・チェントラーレ駅に着いたら、ベベレッロ港というカプリ島への高速船乗り場に向かう。

ベベレッロ港へはバス、メトロ、タクシーで行くことができる。

 

【ベベレッロ港についたら?】

高速船に乗る

・ベベレッロ港からカプリ島に行く高速船はSNAV社やCaremar社など数社から出ているので、都合の良い時間の高速船に乗る。

金額は、SNAV社の場合 所要時間:約45分/料金10ユーロ

ただし、スーツケースを持ち込む場合はそのためのお金も必要。

高速船のチケットを買うときに合わせて買うのを忘れないように。

 

・高速船はけっこう揺れるので、酔いそうな人は酔い止めを必ず飲んでおく。

酔いやすい人はなるべく後ろの席に座るのがおすすめ

 

・船の中には、カフェやWCがある。

スーツケース置き場もとっても小さいが置くことができる。

置き場は、たいてい船の先頭側にある。狭くておけなくても、スタッフがなんとかしてくれる。

 

・切符の購入窓口はいつも混雑しているので、早めに向かう

・ホームのアナウンスも、乗る15分まえくらいに電光掲示板に出るだけ。

自分でホームを探し出し、該当号車に乗る必要がある。

添乗員でも結構ひやひやもの。

最近では会社でアシスタントを雇い、失敗を防ぐためにケアしてもらっている。

 

・ちなみに、カプリ島→ソレント  20分

カプリ島のあと、アマルフィ海岸をドライブするツアーが増えているため、ソレント行きの船に乗ることもある。

ソレントの町もとっても美しいので、おすすめ。